LステップとLINE公式アカウントのメッセージ通数がズレる理由は、Lステップ側とLINE公式アカウント側で課金対象になるメッセージが異なるからです。

たとえばLINE公式アカウント側だとチャットはメッセージ通数にカウントされませんが、Lステップ側ではチャットもメッセージ通数にカウントされるため課金対象になります。

まじか!!だからLステップの毎月の送信可能数が少なかったのか・・

公式LINE単体だと課金対象じゃないのに、Lステップだと課金対象になるメッセージってチャット以外にもあったりする?

あるよ!わかりやすく箇条書きでまとめるね!

【公式LINEでは課金対象外だが、Lステップでは課金対象になるメッセージ】

  • LINEチャットメッセージ
    個別トーク
  • テスト送信メッセージ
  • QRコード読み取り後の自動メッセージ
    (既存友だちが対象)
  • 自動応答の2吹き出し目以降のメッセージ
  • リッチメニューの2吹き出し目以降のメッセージ

えーこんなにあるのか!!知らなかった😱


Lステップで重要な「応答設定」とは?Webhookが課金対象?

Lステップを利用開始するためには必ず、公式LINE側で「応答設定」のWebhookをオンにする必要があります。

WebhookをオンにすることでLステップと公式LINEを連携でき、Messaging APIを通してプッシュメッセージ(課金対象)とリプライメッセージ(課金対象外)を送信できるようになります。

すでにLステップと公式LINEを連携済みの方は、応答設定が以下のようになっているかと思います。

  • チャット:オフ
  • あいさつメッセージ:オフ
  • Webhook:オン
  • 応答メッセージ:オフ
公式LINEの「応答設定」

Lステップで課金対象になるプッシュメッセージとは?

Lステップで課金対象になるプッシュメッセージは以下のメッセージです。

  • LINEチャットメッセージ
    個別トーク
  • ステップ配信メッセージ
    シナリオ配信リマインダ配信
  • 一斉配信メッセージ
  • テスト送信メッセージ
  • 回答フォームのアクション自動メッセージ
  • QRコード読み取り後の自動メッセージ
    (既存友だちが対象)
  • 予約完了時の自動メッセージ
    (予約変更やキャンセルも含む)
  • 自動応答の2吹き出し目以降のメッセージ
  • リッチメニューの2吹き出し目以降のメッセージ

※ステップ配信メッセージや一斉配信メッセージは公式LINE単体でもメッセージ通数にカウントされます。

Lステップ利用中でも公式LINEの管理画面からステップ配信メッセージや一斉送信メッセージを送れます。

公式LINE側で送信されたメッセージはLステップのデータに反映されないので、Lステップの管理画面に表示される毎月の送信可能数がズレます。

「回答フォームのアクション自動メッセージ」は公式LINE単体では送れません。

また、公式LINE単体だと予約機能を基本利用できないため、予約完了時(変更やキャンセルも含む)の自動メッセージも公式LINE単体では送信できないメッセージです。

LINE公式アカウントの「応答設定」とは?【初心者向けにわかりやすく】

LINE公式アカウントを作成してみたものの、使い方がまだよくわからない。不安です…」

という方も多いのではないでしょうか。

その不安にさよならするために
まずLINE公式アカウントの中の
応答設定の設定方法や使い方を
しっかりと把握してみてください。

※応答設定の切り替えは無料で簡単にできます。

公式LINEの応答設定を切り替えることで
手動メッセージ(LINEチャット)だけでなく
自動応答メッセージも送れるようになります。

この自動応答機能を利用できる点は
普段の生活で使用している個人LINEと
LINE公式アカウントの大きな違いです。

【追記】2022年11月30日に仕様変更があり、「Webhook」と「チャット」の機能をなんと併用することが可能になりました。

つまり、公式LINEのチャット機能を活用しながら、Lステッププロラインなどの外部ツールを利用できるようになりました!

あなたにもあるかと思います。

企業や有名人の公式アカウントに
LINEでメッセージを送った瞬間、
自動で返事が返ってきた経験。

そうです。
そういったことが
あなたの公式LINEでも
簡単にできてしまいます。

しかも、無料で。

公式LINEのホーム内で
設定のボタンを押すと
以下のメニューが表示されます。

LINE公式アカウントの設定ボタン
  • アカウント
  • 登録情報
  • 権限
  • 応答
  • LINE VOOM
  • 収益化
  • アプリについて

この中の「応答」を選択すると
応答設定」の画面を表示できます。

LINE公式アカウント初心者の方は
大きく2つの全体像を把握すると
使い方のイメージを具体化できます。

  • 手動対応(LINEチャット)
  • 自動対応(あいさつメッセージ、Webhook、応答メッセージ)

イメージが鮮明になればなるほど
未来への心配達は次々といなくなる。

以下でわかりやすく解説していきます。

LINE公式アカウントの応答メッセージとは?

LINE公式アカウントの「応答メッセージ」とは、チャットをオフの状態にしたときに送信できる自動応答メッセージです。

たとえLステップを連携していない場合でも、キーワード応答メッセージなどの機能が、この「応答メッセージ」から設定可能となります。

応答設定でチャットをオフにすると
応答メッセージを選択できるようになります。

公式LINEの応答設定

応答メッセージで設定した内容を
相手に自動でLINE送信できるようになります。

■「応答メッセージ」の設定場所

公式LINEの応答メッセージ

公式アカウントに登録してくれた相手が
トーク内でLINEを送ってくれた場合に
あらかじめ設定したLINEメッセージ
自動で返信することが可能ということです。

※応答メッセージを設定しなくても
最初からDefault(デフォルト)で
以下のようなテキストが設定されています。

メッセージありがとうございます
申し訳ございませんが、このアカウントから個別に返信することはできません
次回の配信をお楽しみに

LINE公式の自動応答のデフォルトメッセージ

ただし、このままだと
まったく心に届きません。

事前にこの「応答メッセージ」を
あなたの言葉で設定するようにしましょう。

※もしも、キーワード応答メッセージ
スケジュール(時間指定)を何も設定せずに
自動応答メッセージを複数登録した場合は
基本的にランダムで相手に返信されます。

キーワード応答メッセージってなに?

LINE@のキーワード応答メッセージ

この機能は面白いです。

LINE公式アカウントのトーク画面で
相手が「キーワード」を送った瞬間に
あらかじめ作成し設定したコンテンツを
自動でその相手へ送ることができます。

自動送信できるコンテンツは、
以下の10つのコンテンツです。

  1. テキスト
  2. スタンプ
  3. 写真
  4. クーポン
  5. リッチメッセージ
  6. リッチビデオメッセージ
  7. 動画
  8. ボイスメッセージ
  9. リサーチ
  10. カードタイプメッセージ

「Webhook」ってなに?「Messaging API」ってなに??

公式LINEの応答メッセージの上にある「Webhook」というのは、Messaging APIを設定してから利用する機能です。

公式LINEの応答設定

Messaging API(メッセージング エーピーアイ)とは
LINE公式アカウントの基本機能とは別で
様々な機能を追加する時に必要なAPIです。

たとえばステップ配信を拡張する機能は
このMessaging APIを利用することで
機能を追加することができるようになります。

Messaging APIは上級者向けですが、Lステッププロラインを活用すると初心者でもこのWebhook送信を無料で簡単に利用できるようになります💡

LINE公式アカウントのチャットとは?

公式LINEの応答設定

応答モードの「チャット」をオンにすると
自動でなく手動応答モードに切り替わり
普通のLINEみたいにメッセージのやり取りを
個別(1対1)で行うことができるようになります。

【追記】
2022年11月30日に仕様変更があり
「Webhook」と「チャット」の機能を
なんと併用することが可能になりました。

つまり、公式LINEのチャット機能を使いながらLステップを利用することも現在はできます💡

応答時間(1:1トーク対応可能時間)の設定方法

公式LINEの応答時間設定

LINE公式アカウントの「応答時間」は
「チャット」がオンの場合のみ表示されます。

応答時間を設定することで
手動チャットと応答メッセージを
自動で切り替えることができます✨

お店の営業時間によって
切り替えるのもいいですし
あえて夜だけチャットモードに
切り替えるのもいいと思います。

ターゲット層の生活リズムに合わせ
対応時間を限定したり調整することは
集客において有効に働く場合が多いです。

豆知識ですが、公式LINEの「応答時間」の名称は過去2回変更されました。

「1:1トーク対応可能時間」
LINE@の1:1トーク対応可能時間

「営業時間」
公式LINEの営業時間の設定

「応答時間」(現在)
公式LINEの応答時間設定