公式LINEのMessaging APIを通して送信されるメッセージは、基本的に公式LINEの月間メッセージ通数にカウントされるため課金対象です。
具体的には、Messaging APIの「Push API」、「Multicast API」、「Broadcast API」、「Narrowcast API」がメッセージ通数にカウントされます。
- Messaging APIの「Push API」:課金対象
- Messaging APIの「Multicast API」:課金対象
- Messaging APIの「Broadcast API」:課金対象
- Messaging APIの「Narrowcast API」:課金対象
- Messaging APIの「Reply API」:課金対象外
Lステップやプロライン、エルメなどの公式LINE拡張ツールは、Messaging APIの「Push API」を通して個別チャットなどを送信しています。
そのため、公式LINE単体ではメッセージ通数にカウントされないやチャットメッセージやテスト配信なども、ツールから送信すると課金対象になるデメリットがあるのです。

Lステップの無料プランは月200通が上限だし、このことを知らないとツール料金が高くなるから要注意だね!😱
公式LINEのMessaging APIとは?
LINE公式アカウントの上級者向け機能、
Messaging API(メッセージング エーピーアイ)。
Messaging APIとはいったい何なのか?
Messaging APIを活用することで
LINE公式アカウントがどう変わるのか?
Messaging APIの概要や活用法などを
なるべくわかりやすく解説していきます。
安心してください。
プログラミング未経験の人でもわかるよう
Messaging APIを優しくまな板の上におき
簡単な言葉でかみ砕いて説明していきます。
Messaging API(メッセージング エーピーアイ)を簡単にいうと?
LINE公式アカウントで利用が可能な
Messaging API(メッセージング エーピーアイ)とは
LINEが提供してるAPI(エーピーアイ)です。
※API(エーピーアイ)とは
ツール(ソフトウェア)を作成する際、
手間を大幅にショートカットできる
プログラムの仲介役みたいなものです。
■Messaging APIとは
引用:LINE Developers「Messaging API」
Messaging APIは、あなたのサービスとLINEユーザーの双方向コミュニケーションを可能にする機能です。
簡単にまとめると、Messaging APIとは
LINE公式アカウントの基本機能とは別で
様々な機能を追加する時に必要な存在です。
例えば、ステップ配信を拡張する機能や
未承認の公式LINEの友達一覧表示機能は
公式LINE単体の基本機能にはないですが
Messaging APIが存在してくれるおかげで
それらの機能が利用できるようになります。
そうなんです。
実は、Messaging APIを活用することで
LINE公式アカウントの基本機能以外でも
様々な便利機能を利用できるようになります。
※Messaging APIを深く理解するためには
まず「API」の意味を深く理解する必要があります。
いきなりまとめてドカン!と説明すると
混乱しちゃう人もでてくると思うので
ここではMessaging APIのみを紹介します。
あなたの好奇心をさらに盛り上げるために
Messaging APIのメリットを紹介していきます。
↓
公式LINEのMessaging APIのメリット
Messaging APIを活用すると
あなたのLINE公式アカウントは
どんなことができるようになるのか?
具体例なメリットを挙げると
その数の量はかなり多いです。
その中でも特に魅力的な内容を
以下で5つ紹介していきます。
- 公式LINEの友だち一覧表示
- ブロックされたかどうかの確認
- こちらから発信の1対1トーク
- 公式LINEのステップ配信拡張
- 様々な種類のメッセージ形式
未承認の公式LINEでも友だち一覧表示ができる
Messaging APIの中にある
「プロフィールを取得する」を活用することで
あなたのLINE公式アカウントを登録してくれた
友だち追加者のプロフィール情報を確認できます。
(未承認アカウントでも取得可能)
取得できるプロフィールの情報は
以下の3つのLINE情報となります。
- ユーザー名
- プロフィール画像
- ステータスメッセージ
ブロックした人を個別で確認できる
Messaging APIの中にある
「フォロー解除イベント」を活用することで
あなたのLINE公式アカウントをブロックした
友だち追加者のプロフィール情報を確認できます。
※事前に「プロフィール情報を取得」する必要があります。
ちなみに1度チャットをもらった人であれば、Messaging APIを活用しなくても、チャット上でブロックの確認が可能です。

相手から1度もLINEをもらっていない場合は
ブロックされた数しか把握することができません。
しかしMessaging APIを活用することで
メッセージをまだもらっていない場合でも
ブロックされた相手のプロフィール情報を
確認して把握することができるようになります。
未承認の公式LINEでもチャット開始機能が使える
Messaging APIの中にある
「プッシュメッセージを送る」
を活用することで、たとえまだ相手から
1度もメッセージをもらっていなくても
チャット内に個別でLINEを送れるようになります。
※未認証の公式LINEはMessaging APIを活用しないとできない
関連記事:LINE公式アカウントを認証するメリットは何?注意点もある?【認証済みアカウントのメリットまとめ】
LINEステップ配信の拡張ができる
Messaging APIの中にある
「Webhookイベントオブジェクト」
を活用してシステムを組むことで、
あなたの公式LINEを追加した人に対して
細かくステップ配信を送ることができます。
自らLINEのMessaging APIをいじらなくても
プロラインやLステップの外部ツールを連携すると
無料で簡単にステップ配信を拡張可能になります。
様々な種類のメッセージ形式で送信できる
Messaging APIの中にある
「Flex Message」を活用することで
あなたのLINE公式アカウントでも
基本機能には備わっていない形式の
様々な種類のメッセージが送信可能になります。
- カルーセルメッセージ
- 選択肢ボタン付きメッセージ
- メニュー形式のメッセージ
- チケット形式のメッセージ
などなど。。
年々、テンプレートで簡単に作成できる
メッセージの形式や種類が増えています。
カードタイプメッセージの登場したことで
自らサーバを契約しAPIを使用することなく
カルーセルボタンなどが利用可能になりました。
最後に

公式LINEの「Messaging API」の意味や
活用すると何ができるようになるのかなどを
簡単にサクッとわかりやすく解説してみました。
まだまだMessaging APIの存在は
世間に知れ渡っていない印象ですが
少しづつ興味をもつ人が増えるでしょう。
PS
現在のLINE公式アカウントでは
毎月の費用などをかけることなく
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LINE公式アカウントを始めたばかりの方は
まずは基本機能を最大限活かす意識をもち
公式LINE集客をスタートしてみてください。