公式LINEの応答設定には
以下の設定項目があります。

  1. チャット
  2. あいさつメッセージ
  3. Webhook
  4. 応答メッセージ
公式LINEの応答設定

Lステップ連携済みのLINE公式アカウントを使うときは、「応答メッセージ」の設定はオフすることをおすすめします。

なぜなら自動の応答メッセージについては、公式LINEよりもLステップの方ができることが多いからです。

また公式LINEの応答メッセージとLステップを併用すると管理が複雑になるだけでなく、Lステップ側でデータが反映されなくなったり、2重で自動メッセージを送ってしまうリスクも生じます。

ちなみにLステップ連携中でも公式LINEの「応答メッセージ」をオンにできますが、特にメリットはないのでおすすめしません。

チャットについては応答設定をオンにするメリットがあるので、「とくに無料プランのLステップ利用者はチャットをオンにして公式LINEと併用した方がいい」というのが私(JIN)の考えです。

LINE公式アカウントの応答メッセージとは何か?

LINE公式アカウントの応答メッセージは
Lステッププロラインなどのツール無しでも
自動でLINEメッセージを返信できる機能です。

自動応答メッセージについて

ユーザーからトークで話しかけられた際に、自動で送信されるメッセージを登録することができます。

キーワードをあらかじめ設定しておくと、それに基づいて自動で返信を行う「キーワード応答機能」もご活用可能です。

公式LINEの応答メッセージは最大でいくつまで設定できるのか?

最大で1000件まで設定できます。

2つ以上メッセージを設定した場合、
どのメッセージが相手に送られるかは
基本的にランダムとなります。

公式LINEの応答メッセージはどういった時に使うのか?

相手からLINEをもらった瞬間に
あらかじめ設定したメッセージを
自動で素早く送ることができるので
作業の効率化に大きく貢献します。

例えば、店舗経営者の場合は
営業時間内は手動で対応をして
営業時間外は自動に切り替え
自動対応をする流れが一般的です。

応答時間機能を活用することで
自動で応答設定の切り替えが可能

ビジネスの形や戦略が様々であるように
自動応答メッセージの活用法も様々です。

ただし、公式LINEの応答メッセージよりも
Messaging APIの自動応答の方が便利です。

LINE公式アカウントの応答メッセージは何ができる?

設定できるメッセージの形式は
以下の10種類から選ぶことが可能です。

  1. テキスト
  2. スタンプ
  3. 写真
  4. クーポン
  5. リッチメッセージ
  6. リッチビデオメッセージ
  7. 動画
  8. ボイスメッセージ
  9. リサーチ
  10. カードタイプメッセージ
公式LINEの応答メッセージで設定できる項目

※1度に設定できるメッセージ数は5件

【公式LINEの豆知識】LINE@の自動応答設定では1度に最大1つまでしかメッセージを設定できませんでした。
※しかも形式は「テキスト」のみ
LINE@の自動応答メッセージの上限

キーワード応答メッセージの場合は
1度に最大5つまで設定可能でした。

LINE@のキーワード応答メッセージの上限数

公式LINEの応答メッセージの設定画面が新しくなった件

2023年にアップデートされて公式LINEの応答メッセージの設定画面が変わりました。

公式LINEの自動応答設定
  • タイトル
  • 一律応答
  • キーワード応答
  • スケジュール

それぞれの内容について
わかりやすく解説していきます。

タイトル

ここで入力するタイトルは
外部で公開されることはありません。

自動応答メッセージは
複数設定することが可能なので
あなたが管理をしやすいように
タイトルを設定してみましょう。

時間をかける所でありません。

わかりやすいタイトルであれば
OKなのでスパっと決めましょう。

一律応答

一律応答は、キーワード応答メッセージ以外の自動応答メッセージを設定したいときに選択します。

つまり、特定のキーワードに該当しないメッセージが届いたときは一律で、この一律応答に設定したメッセージを送信する設定ができます。

キーワード応答

キーワードを設定してオンにすると
キーワード応答メッセージになります。

キーワードは1度に複数設定可能です。

この公式LINEのキーワード応答機能は
完全一致のキーワードのみ対応できますが
部分一致のキーワードには対応できません。

【有益情報】公式LINEにLステッププロラインを連携すると、部分一致のキーワードも対応可能に

スマホアプリから複数設定する場合
1つ1つ設定する流れになりますが
Web版からだとまとめて設定できるため
作業時間を大きく短縮することができます。

スケジュール

スケジュールをオンにすると
期間(開始日と終了日)と
時間(開始時間と終了時間)を
詳細に設定できるようになります。

複数の応答メッセージを作成した場合
自動応答メッセージはランダムで相手に送信されます。

なので、どのメッセージを送るのかは
キーワード応答で指定する方法以外は
基本的にこちら側で指定できませんが
じつはスケジュールを活用すると指定できます。

公式LINEの自動応答メッセージの中に顧客(友だち追加者)の名前を入れる方法

「公式LINEの応答メッセージの中に顧客の名前を入れる方法を知りたいです。」

「LINE公式アカウントに登録してくれた方のLINE名を、自動で挿入することできますか?」

LINE公式アカウントでは友だち追加者のLINE名を自動挿入できます。

LINE@の頃は有料の機能でしたが
現在は誰でも無料で利用できます。

自動応答メッセージでテキストを選択し
「友だちの表示名」を選択するだけでOKです。


ちなみに公式LINEで挿入できる友だち名は自由に変更できませんし、基本的に応答メッセージ以外では挿入できません。

しかし外部APIツールを公式LINEに連携してる場合は、様々な画面で友だち名を自動挿入できます。

2022年11月30日に仕様変更があり、「Webhook」と「チャット」の機能の併用が可能になりました。

つまり公式LINEのチャット機能を無料で活用しながら、Lステッププロラインなどの外部ツールを利用できるようになりました✨

最後に

LINE公式アカウントを熱弁する赤ちゃん

LINE公式アカウントを活用する経営者は
自動応答メッセージを設定することで
作業時間を削減でき、事業に専念できます。

公式LINEの友だち数が増えてくると
自動応答メッセージを導入しなければ
あなたの時間が奪われるだけでなく
お客さんの満足度も下がるリスクがある。

工夫次第で様々な使い方ができるので
自動応答メッセージの使い方について
あなたなりのオリジナルアイデアを
じっくり練ってみてはいかがでしょうか(^^)

朗報:2025年6月から毎月無料で使えるフリープランのLステップがリリース(Lステッププラスとも連携可能)