LINEミニアプリには「未認証ミニアプリ」と「認証済ミニアプリ」の2種類があります。
- 未認証ミニアプリ
→審査無しのLINEミニアプリ(機能制限あり) - 認証済ミニアプリ
→審査ありのLINEミニアプリ(機能制限なし)
LINEの未認証ミニアプリとは何か?わかりやすく簡単に解説
LINEの「未認証ミニアプリ」とは、審査無しで無料作成できるLINEミニアプリです。
※LINEミニアプリはLINE上で簡単に作成できるお店や企業のスマホアプリ
参考:LINEミニアプリ公式ページ
審査必須のLINEミニアプリ「認証済ミニアプリ」と比較すると、未認証ミニアプリは1部の機能やLINE内での露出などが制限されます。
公式LINEにも認証済アカウントや未認証アカウントがありますよね。
それのLINEミニアプリバージョンというイメージがわかりやすいです。
LINEの未認証ミニアプリのメリット
- 審査無しで簡単に無料作成できる
- LINE公式アカウントの友だち数を増やせる
- カスタムアクションボタンを実装できる
- LINE未使用ユーザーを専用ページに誘導できる
(LINEを利用していない外国人向け機能)
LINEの未認証ミニアプリのデメリット
- 認証バッジがつかない
- Yahoo!検索からのアクセス導線が弱い
- LINEミニアプリストアに掲載されない
- ミニアプリ内課金機能が利用できない
(補足:決済システムとの統合は可能) - サービスメッセージの送信ができない
- Custom Path機能が使えない
(URLを独自の文字列に変更できない) - チャネル同意のプロセスをスキップできない
- LINE Profile+機能が使えない
- スマホのホーム画面にLINEミニアプリへのショートカットを追加できない
LINEの未認証ミニアプリを作成できない業種とは?
LINEの未認証ミニアプリは審査無しで簡単に作成できますが、じつは情報商材などのデジタルコンテンツ販売での利用はできません。
その他にも、未認証ミニアプリ(LINEミニアプリ)を作成できない業種はたくさんあります。
LINEミニアプリを利用できない業種
以下の業種は、LINEミニアプリを利用できません。
- 宗教関連
- アダルト関連、ナイト系飲食店(キャバクラ、ホストクラブ、スナック、ガールズバー、ボーイズバーなど)
- ギャンブル関連、パチンコ等(公営競技・公営くじ、一部当社が認めた場合を除く)
- 出会い系、マッチングサイト等出会いの機会・場所を提供するもの(一部当社が認めた場合を除く)
- 消費者金融などの貸金業(一部当社が認めた場合を除く)
- 募金、寄附、クラウドファンディング等の資金調達(一部当社が認めた場合を除く)
- 連鎖販売取引
- たばこ・電子タバコ
- 武器全般、毒物・劇物
- 未承認医薬品・医療機器、医薬品等の個人輸入代行等
- 治験関連
- 情報商材、自己啓発セミナー等
- 探偵業
- 政治関連
- 生体販売専門EC(一部当社が認めた場合を除く)
- その他弊社が不適合と判断した業種・業態、商品・サービス
LINEの未認証ミニアプリの禁止事項
LINEの未認証ミニアプリは無料で作成して運用できますが、禁止事項を守らないとアカウントBAN(凍結)される可能性があります。
※未認証ミニアプリ(LINEミニアプリ)を活用すれば公式LINEの配信費用を削減できますが、外部サイトへの誘導などは基本禁止されているので使い方にはご注意ください。
LINEミニアプリに関する禁止事項
以下のような内容や行為を含むLINEミニアプリを公開、配信しないでください。
- 法令、裁判所の判決、決定もしくは命令、または法令上拘束力のある行政措置に違反する内容
- 違法または違法行為を助長するような内容
- 当社または第三者の著作権、商標権などの知的財産権、その他法令または契約上の権利を侵害する内容
- 誹謗中傷や名誉毀損をするもの、公序良俗や社会通念に反するおそれのある内容
- 反社会的なコンテンツ、あるいは反社会的勢力に対する利益供与、その他の協力行為を行う内容
- デジタルコンテンツなどの仮想アイテムを購入させる内容又は仮想アイテムが購入できるシステムを導入する行為
- 他のネイティブアプリ、または外部のウェブサイト(LINEミニアプリのエンドポイントURLのドメイン名とは異なるドメイン名を持つサイト)への誘導に関して、「ユーザーの誘導について」の記載に違反する内容
- 悪質なマーケティング、スパム行為
- 第三者の個人情報、登録情報、利用履歴情報などを、不正に収集、開示、または提供する行為
- 暴力的な表現、露骨な性的表現、人種、国籍、信条、性別、社会的身分などによる差別につながる内容
- 醜悪、残虐、猟奇的で不快感を与える内容
- ポルノなどの性的コンテンツ、性行為やわいせつな行為を目的としたもの、面識のない第三者との出会いや交際を目的とする内容
- 特定の宗教、思想、信仰、信条に関する内容
- 投機心、射幸心を著しくあおる内容、ギャンブル性を感じる表現または内容
- 非科学的、迷信に類するものでユーザーを惑わせるもの、またはユーザーを誤認させたり、権利や利益を害する可能性がある内容
- ネットワークビジネス、ねずみ講などに関わる内容
- チャリティまたは募金として寄付金を収集する目的の内容
- 本サービスの運営を妨害し、サーバやネットワークシステムに支障を与える行為
- 利用規約または、本ガイドラインに抵触する表現を含んだ内容
- Apple Inc.若しくはGoogle LLC等の他のプラットフォーム提供業者によって提供される方針、約款及びそれらに相当する文書に違反する内容や行為
- 上記のいずれかに該当する行為を援助または助長する内容や行為
- その他、当社が不適当と認める内容
そもそも、LINEミニアプリって何ができるの?
LINEミニアプリは
一般的なホームページと同じように
メニューや料金などのサービス情報を
お客さん向けに公開することができます。
特徴はLINE内でアプリを作成できる点。
ログイン情報なども不要ですし
LINEを通して訴求もできるので
集客面でのメリットが大きいです。
LINEの未認証ミニアプリに予約機能はある?
LINEの未認証ミニアプリに予約機能はありません。
そもそも、LINEミニアプリ単体では予約機能を利用できません。
※別ツールを連携すれば予約機能を追加可能
LINEミニアプリと公式LINEは何が違う?
LINEミニアプリって公式LINEと何が違うのかちょっとわかりずらいですよね。
公式LINEには無料プランと有料プランがあり
LINEミニアプリ自体には有料プランがありません。
ただし、LINEミニアプリを最大限活用するためには
公式LINEや外部のAPIツールを導入する必要があり
その別ツールを導入しなければ出来ることは少ない。
つまり、LINEミニアプリ自体は
無料のホームページみたいなものです。
LINEミニアプリはいつから?
それは2019年6月27日のこと。
LINEカンファレンス2019にて
LINEミニアプリの発表がありました。
その後2020年にリリースされましたが
必ず審査に通過する必要があったため
LINEミニアプリの利用者は限られてました。
そして2024年11月。
LINEミニアプリは未認証ミニアプリと
認証済ミニアプリの2種類に細分化され
審査なしで簡単に無料作成できるように。
最後に
審査無しでLINEミニアプリを無料作成できる「未認証ミニアプリ」が登場して、LINEマーケティングの最適解もまた変わっていきそうですね😊
この記事では未認証ミニアプリのメリットとデメリットを簡単にまとめました。
また実際に未認証ミニアプリをLINE集客で活用してみて、気付いたことがあれば記事を更新していきます!