公式LINEのステップ配信機能は、公式LINE集客で成功するための重要なカギです。

2021年2月24日から、LINE公式アカウントWeb版の管理画面にもステップ配信機能が実装され、それから少しづつアップデートして進化しています。

参考:ステップ配信(LINE公式アカウント公式マニュアル)

公式LINEのステップ配信機能とオーディエンス機能の連動が可能に

2022年2月14日から公式LINEのステップ配信機能とオーディエンス機能を連動できるようになりました。

そして2023年5月29日から、Messaging APIで作成したオーディエンスを活用したステップ配信も、パソコン版の公式LINE管理画面からできるようになりました💡

Messaging APIで作成したオーディエンスを、LINE Official Account Managerのステップ配信で使えるようになりました。

LINE Official Account Managerのステップ配信は、友だち追加日からの経過日数や設定した条件に応じて、複数のメッセージを自動で配信できる機能です。このステップ配信において、配信対象の条件としてMessaging APIで作成したオーディエンスを利用できるようになりました。

引用:Messaging APIで作成したオーディエンスをステップ配信で使えるようになりました(LINE Developers公式サイト)

公式LINEのオーディエンス機能とは、簡単にいうと友達追加者をグループ化して、そのグループごとに絞り込み配信ができる便利な機能です。

公式LINEのステップ配信機能とこのオーディエンス機能を上手に活用することで、グループごとに別のステップLINEを送ることができます。

Messaging APIで公式LINEのステップ配信のオーディエンスを作成するときの注意点

Messaging APIでは、以下の3つのオーディエンスを作成できます。

  • ユーザーIDアップロード用のオーディエンス
  • クリックリターゲティング用のオーディエンス
  • インプレッションリターゲティング用のオーディエンス

しかしじつはMessaging APIでは、次のタイプのオーディエンスは作成できません。

  • チャットタグオーディエンス
  • 追加経路オーディエンス
  • 予約オーディエンス
  • リッチメニューインプレッションリターゲティングオーディエンス
  • リッチメニュークリックリターゲティングオーディエンス
  • ウェブトラフィックオーディエンス
  • アプリイベントオーディエンス
  • 動画視聴オーディエンス
  • 画像クリックオーディエンス

参考:オーディエンスを使う(LINE Developers公式サイト)

そのため、公式LINEのリッチメニューと連動できるプロラインやLステップはLINE集客をする際にまだまだ必須です。

公式LINEのステップ配信のクリック数やクリック率、開封数や開封率の分析が可能に

2021年11月24日から、公式LINEステップ配信のクリック数やクリック率、開封数や開封率が分析可能になりました。

・ステップ配信の分析で確認できる指標を追加しました
「開封数(率)」「クリック数(率)」が確認できるようになりました。
また、バージョンごとの比較や日時ごとの推移も確認できるため、配信やバージョンごとの効果検証が可能になります。
※各指標の結果が20以上の場合にのみ数値が表示されます

引用:「ステップ配信」の機能追加について(2021年11月24日公式LINE管理画面より)

公式LINEのステップ配信のテンプレート機能が利用可能に!

公式LINEのステップ配信のテンプレート機能

2023年3月16日から、公式LINEステップ配信のテンプレート機能が利用可能になりました。

最後に

冒頭でもお伝えした通り、公式LINEのステップ配信機能は、公式LINE集客成功のカギの1つです。

2021年2月24日から、LINE公式アカウントの基本機能にもステップ配信機能が実装され、それから少しづつアップデートして進化しています。

しかしまだまだ、プロラインなどのLINEAPIツールにしかできない機能も多いのが現状です。

たとえば、公式LINEのステップ配信は友だち追加後に、なるべく3回以上訴求することがLINE集客成功のコツだったりしますが、プロラインなどのLINEAPIツールを活用しなければ、同じ日に複数回公式LINEのステップメッセージを送ることが基本的にはできません。