LINE公式アカウントの上級者向け機能、
Messaging API(メッセージング エーピーアイ)。
Messaging APIとはいったい何なのか?
Messaging APIを活用することで
LINE公式アカウントがどう変わるのか?
この記事では
Messaging APIの概要や活用法などを
なるべくわかりやすく解説していきます。
安心してください。
プログラミング未経験の人でもわかるよう
Messaging APIを優しくまな板の上におき
簡単な言葉でかみ砕いて説明していきます。
公式LINEのMessaging API(メッセージング エーピーアイ)とは何か?
LINE公式アカウントで利用が可能な
Messaging API(メッセージング エーピーアイ)とは
LINEが提供してるAPI(エーピーアイ)です。
※API(エーピーアイ)とは
ツール(ソフトウェア)を作成する際、
手間を大幅にショートカットできる
プログラムの仲介役みたいなものです。
■Messaging APIとは
引用:LINE Developers「Messaging API」
Messaging APIは、あなたのサービスとLINEユーザーの双方向コミュニケーションを可能にする機能です。
簡単にまとめると、Messaging APIとは
LINE公式アカウントの基本機能とは別で
様々な機能を追加する時に必要な存在です。
例えば、超ステップ配信を送る機能や
友だち追加者の確認(友達一覧表示)などは
公式ラインの基本機能にはありませんが
Messaging APIが存在してくれるおかげで
それらの機能が利用できるようになります。
※超ステップ配信というのは、プロライン限定の機能です。
そうなんです。
実は、Messaging APIを活用することで
LINE公式アカウントの基本機能以外でも
様々な便利機能を利用できるようになります。
※Messaging APIを深く理解するためには
まず「API」の意味を深く理解する必要があります。
いきなりまとめてドカン!と説明すると
混乱しちゃう人もでてくると思うので
ここではMessaging APIのみを紹介します。
あなたの好奇心をさらに盛り上げるために
Messaging APIの活用法を紹介していきます。
↓
Messaging APIを活用すると、公式LINEで何ができるようになる?
Messaging APIを活用することで
あなたのLINE公式アカウントは
どんなことができるようになるのか?
細かい具体例を挙げると
その数の量はかなり多いです。
その中でも特に魅力的な内容を
以下で5つ紹介していきます。
- 公式LINEの友だち一覧表示
- ブロックされたかどうかの確認
- こちらから発信の1対1トーク
- 超ステップ配信(ステップLINE)
- 様々な種類のメッセージ形式
公式LINEの友だち一覧表示【Messaging API活用法】
Messaging APIの中にある
「プロフィールを取得する」を活用することで
あなたのLINE公式アカウントを登録してくれた
友だち追加者のプロフィール情報を確認できます。
(未承認アカウントでも取得可能)
取得できるプロフィールの情報は
以下の3つのLINE情報となります。
- ユーザー名
- プロフィール画像
- ステータスメッセージ
ブロックされたかどうかの確認【Messaging API活用法】
Messaging APIの中にある
「フォロー解除イベント」を活用することで
あなたのLINE公式アカウントをブロックした
友だち追加者のプロフィール情報を確認できます。
※事前に「プロフィール情報を取得」する必要があります。
ちなみに1度チャットをもらった人であれば、Messaging APIを活用しなくても、チャット上でブロックの確認が可能です。
相手から1度もLINEをもらっていない場合は
ブロックされた数しか把握することができません。
しかしMessaging APIを活用することで
メッセージをまだもらっていない場合でも
ブロックされた相手のプロフィール情報を
確認して把握することができるようになります。
こちらから発信の1対1トーク【Messaging API活用法】
Messaging APIの中にある
「プッシュメッセージを送る」
を活用することで、たとえまだ相手から
1度もメッセージをもらっていなくても
チャット内に個別でLINEを送れるようになります。
超ステップ配信(ステップLINE)【Messaging API活用法】
Messaging APIの中にある
「Webhookイベントオブジェクト」
を活用してシステムを組むことで、
あなたの公式LINEを追加した人に対して細かく
ステップ配信(ステップLINE)を送ることができます。
自らLINEのMessaging APIをいじらなくても
プロラインなどの外部ツールを活用することで
無料で簡単に超ステップ配信が利用可能になります。
様々な種類のメッセージ形式【Messaging API活用法】
Messaging APIの中にある
「Flex Message」を活用することで
あなたのLINE公式アカウントでも
基本機能には備わっていない形式の
様々な種類のメッセージが送信可能になります。
- カルーセルメッセージ
- 選択肢ボタン付きメッセージ
- メニュー形式のメッセージ
- チケット形式のメッセージ
などなど。。
年々、テンプレートで簡単に作成できる
メッセージの形式や種類が増えています。
カードタイプメッセージの登場したことで
自らサーバを契約しAPIを使用することなく
カルーセルボタンなどが利用可能になりました。
【無料のおすすめLINEAPIツール】
公式LINE集客ツール「プロライン」を使うことで、メッセージのバリエーションも増えます♪
参考:最新!プロラインフリーでできることを簡単にわかりやすく解説【公式LINEの初心者向け】
LINEのMessaging APIを活用する時の注意点
Messaging APIを活用する時の注意点は
サーバの料金が発生するという点です。
「プロライン(旧オートSNS)」と公式LINEを連携すると、無料でMessaging APIを活用できる件
サーバーを契約して費用を支払い、Messaging APIを活用することで、さきほどお伝えしたような機能が使えるようになりますが、ツールを作成できない方には難易度が高いです。
2019年まではLステップなどの有料ツールを導入して、Messaging APIを活用するしか基本的に道はありませんでしたが、2020年からは誰でも無料で、プログラミングの勉強をすることなく、Messaging APIを利用できます。
※「プロライン」と公式LINEを連携すると、毎月無料でMessaging APIを活用できます。
最後に
公式LINEの「Messaging API」の意味や
活用すると何ができるようになるのかなどを
簡単にサクッとわかりやすく解説してみました。
まだまだMessaging APIの存在は
世間に知れ渡っていない印象ですが
少しづつ興味をもつ人が増えるでしょう。
PS
現在のLINE公式アカウントでは
毎月の費用などをかけることなく
集客を成功に導くことができます。
LINE公式アカウントを始めたばかりの方は
まずは基本機能を最大限活かす意識をもち
公式LINE集客をスタートしてみてください。