LINE@の強制移行時期が近づくにつれ
「海外に住んでいる人は困るだろうなぁ」
とちょっと心配してはいましたが
なかなか記事を書けないでいました。
2019年9月前半、海外在住の方から
直接HELPのLINEをいただいたので
記事を作るモチベーションがあがり
今こうしてPCをカタカタしています。
ここでは、海外在住者向けに
日本版のLINE公式アカウント
(ビジネスアカウント)の作り方や
作成時の注意点などを解説していきます。
※海外に住み日本にあまり帰らない、海外在住中の公式LINE運営者は必見
いま、LINE@(ラインアット)は新規作成できる？
もう、LINE@(ラインアット)は
新規作成することができません。
これから公式LINEを新規作成する場合は
LINE公式アカウントを作ることになります。
海外版LINE@の悲しき運命【アメリカ在住者は特に注意】
2019年4月18日よりも前に
海外のLINEアカウントを使用し
海外版のLINE@を作成した方は
無料で様々な機能を活用できます。
しかし、2020年1月ごろになると
強制的にその海外版LINE@は消滅し
LINE公式アカウントに移行されます。
この場合のLINE公式アカウントは
日本版ではなく海外版になるので
月500通までしか一斉送信できなくなり
今まで通りの運営が難しくなってしまう。
特にアメリカ在住の方は危険です。
なぜなら、アメリカ版公式LINEは
有料プランが１つも存在しないため
有効友だち数が500人を超えてしまうと
ほとんど使い物にならなくなるからです。
↓
【米国(アメリカ)版のLINE公式アカウントの初期費用や月額料金】
| フリー | なし | なし | |
| 初期費用 | 無料 | 不可 | 不可 |
| 月額料金 | 無料 | ||
| 一斉送信 | 500通まで | ||
| 追加費用 | 不可 |
アメリカ版のLINE@を利用している場合は
早くにこの事実を知らないと危険なのです。
海外在住者のための日本版LINE公式アカウントの作り方
LINE公式アカウントは基本的に
個人のLINEアカウントに紐づきます。
なので、個人のLINEアカウントが
海外のLINEアカウントであるなら
海外版のLINE公式アカウントしか
作成することができないことになる。
つまり、
日本版のLINE公式アカウントを
無料で新しく作成するためには
日本のLINEアカウントが必要です。
※必須ではありません。詳しくは後半で解説
日本の個人LINEアカウントの作り方
日本の個人LINEアカウントの作り方は
大きく分けると２つ方法があります。
- 日本の電話番号で作成
- Facebookアカウントで作成
日本の電話番号で作成する場合は
LINEのスマホが安いのでおすすめです。
Facebookアカウントで作成すれば
日本の電話番号は必要ありませんが
この方法で作成すると後で後悔します。
なぜならその個人LINEアカウントでは
プラン変更の決済ができないからです。
日本版のLINE公式アカウントの
料金プランを変更するためには
電話番号つきのLINEが必須なのです。
(日本の携帯の電話番号のみ。固定電話はNG)
無料のプランだけの利用であれば
Facebookで作成したLINEでもOKですが
その場合はもっと簡単な方法があります。
↓
日本のLINEアカウントを作成せずに
日本版のLINE公式アカウントを新規作成する方法
日本版のLINE公式アカウントには
以下の２つの作成方法が存在します。
- 日本のLINEアカウントで登録
- メールアドレスで登録
そうなんです。
メールアドレスだけでも
日本版LINE公式アカウントは作れます。
個人LINEアカウントを使わずに
メールアドレスだけで作れるのは
ビジネスアカウントという名の
日本版のLINE公式アカウントです。
ビジネスアカウントでログインすると
フリープランのLINE公式アカウントを
すぐに作成して利用することができます。
基本的にビジネスアカウントも
プラン変更の決済ができません。
ただし、条件を満たす日本のLINEを
後で管理者に設定すると決済可能です。
《LINEの必要条件》
- スマートフォン（タブレット）で作成し利用している
- 携帯電話番号を登録している
- メールアドレスを登録している
なので、とりあえずまずは
ビジネスアカウントを作成し
プラン変更するタイミングで
別の管理者を設定すればOKです。
日本の仲間にお願いするか
日本のLINEを自ら作成するかして
「管理者」を別で設定することで
プラン変更の決済もできてしまう。
LINE公式アカウントの管理者に
複数人を設定することができる。
この部分を深く理解できると
リスク回避のための対策なども
スムーズに進めることができます。
【公式LINEは複数作成可能】
日本版のLINE公式アカウントは
アカウントを100個無料作成でき
セグメント配信なども無料で利用できます。
戦略次第では、友だち数が上限を超えても
無料プランのまま運営を続けることができます。
公式LINEのビジネスアカウントを作成するときの注意点
ビジネスアカウントを新規作成すれば
日本版LINE公式アカウントを利用できます。
しかし、海外で新規作成しようとすると
海外版LINE公式アカウントしか作成できない。
なぜだと思いますか？
インターネットに詳しくないと
ちょっと混乱するかもしれませんが
同じURLでも、クリックする場所によって
表示内容が自動的に変わる場合があります。
なので、海外に住んでいると
日本版のLINE公式アカウントを
新規作成することができないのです。
裏技ですが、ＶＰＮを利用して
IPアドレス自体を海外から日本へ
強制的に変更すると作成できます。
■VPN：Virtual Private Network
(バーチャル プライベート ネットワーク)
日本にいながら海外版LINE@を作成する際も
このVPNを利用して作成することができました。
ただし現在、費用発生のリスクや
失敗のリスクがあるので微妙です。
1番おすすめの方法は
日本に住んでいる仲間に
新規作成をお願いする方法。
LINEアカウントで登録して
新規作成してもらうことは
ちょっと難しいかと思います。
なので、ビジネスアカウントです。
事前に、仲間にメールアドレスを伝え
日本で作成代行してもらうだけでOKです。
1度日本の公式アカウントを作成できれば
海外からでも利用することができるので
日本に帰国した時に作成する流れでもOKです。
【画像付き】公式LINEのビジネスアカウント作成方法(無料)を具体的に解説
日本版のLINE公式アカウント
(ビジネスアカウント)の作成方法について
画像付きで具体的な手順を解説していきます。
ちなみに公式アカウントには
アプリ版とWeb版があります。
ビジネスアカウント作成時は
Web版から操作する流れになります。
LINE公式アカウントWeb版のURLをクリック
↓
LINE OFFICIAL ACCOUNT MANAGER
(ラインオフィシャルアカウントマネージャー)
※PCではなく、スマホからクリックすると
自動的にアプリ版へ飛ばされることがあります。
その場合は、シークレットモードに変更してから
再度クリックすると問題なくWeb版に移動できます。
↓
「アカウントを作成」を選択
↓
「メールアドレスで登録」を選択
↓
①メールアドレスを入力(GmailでもOK)
②「登録用のリンクを送信」を選択
↓
届いたメールのURLをクリックし
名前とパスワードを設定するだけで
ビジネスアカウントでログイン可能に。
日本国内でログインした後に
アカウントを新規作成すると
日本版の公式LINEを作れます。
以下のプロフィールを入力して
新規作成が完了すれば作業終了です。
- アカウント名
- 会社/事業者名
- メールアドレス
- 業種(大業種と小業種)
最後に
携帯番号やLINEアカウントが必要ない
公式LINEのビジネスアカウントについて
海外在住の方向けにまとめてみました。
少しでも参考になれば嬉しいです。
PS
LINE公式アカウントの無料プランでも
LINE OFFICIAL ACCOUNT MANAGER
(ラインオフィシャルアカウントマネージャー)
のWeb版(パソコン版)でログインすると
すべての機能を活用することができます。
※アプリ版だと利用できない機能があります。
公式LINEの運営を工夫すると
料金を大幅に節約できるので
こちらの記事もおすすめです。
↓