公式LINEの絞り込み配信機能は
友だち属性やオーディエンスなどを元に
送る人を絞り込んで配信できる機能です。
公式LINEでメッセージ配信をする時に
すべての人にLINE配信するのではなく
1部の人だけに向けてLINE配信できます。

ターゲットを絞り込んで配信すれば消費するメッセージ通数を最小限にできるので、LINE公式アカウントの月額料金を節約できるメリットもあります💡
公式LINEの絞り込み配信とLステップのセグメント配信の違い

まず、セグメント(segment)の意味は
日本語だと「区分する」という意味です。
ビジネスにおける「セグメント」とは
購入する人の属性(年齢や性別など)を
区分するときに使用される言葉です。

分けるって英語、セパレートじゃなかったけ?同じ意味?
セグメントとセパレートは似てますが
だいたい以下のように意味が違います。
↓
- セグメント(segment)
=1つを複数に区分する - セパレート(separate)
=1つを複数に分離する
Lステップのセグメント配信機能なら
公式LINEに友達追加してくれた人を
様々な条件で区分してLINE配信できます。

Lステップのセグメント配信機能は、公式LINEの絞り込み配信機能よりも区分できる条件が多いです!
公式LINEの絞り込み配信機能でできること

LINE公式アカウントの運営者は絞り込み配信機能を無料で利用できます。
公式LINEにログインして絞り込み配信をする際、以下の属性ごとに区分できます。
- 年齢
- 性別
- 地域
- OS (IOS、androidなど)
- 友だち期間

また、認証済みの公式LINEなら過去に絞り込み配信したメッセージを条件設定することもできます💡
公式LINEの絞り込み配信機能を利用できない場合
LINE公式アカウントの絞り込み配信は
基本的に毎月無料で利用できる機能です。
しかし実は、利用できない場合があります。
それはターゲットリーチ数が100人未満の場合。
属性別で絞り込み配信するためには
ターゲットリーチ数が100人以上必要です。
【属性(フィルター)の項目】
- 年齢
- 性別
- 地域
- OS (IOS、androidなど)
- 友だち期間

今までターゲットリーチ100人未満の場合、メニューが表示されませんでしたが、チャットタグオーディエンスの追加と合わせてターゲットリーチによるメニューの表示制限がなくなりました。
引用:LINEヤフー公式

ただし、複数のオーディエンスを条件に設定して絞り込みをするときは制限があります!
複数のオーディエンスをかけ合わせて配信する場合、オーディエンスの掛け合わせ結果が、”50人以上”かつ、”各オーディエンスに含まれる有効な友だちが50人”でなければ配信ができません。
引用:絞り込み配信について(LINEヤフー公式)
公式LINEの友達追加者の属性が把握できない?

LINE公式アカウントの友だち属性が把握できない場合なんてあるの?
LINE公式アカウントに登録してくれても
その追加者の属性を把握できないこともあります。
友達追加者の属性が把握できるかどうかは
公式LINEの運営者側で操作することができません。
ただし、だいたい9割くらいの割合で
公式アカウントの友達の属性を把握できます。
つまり、公式LINEの友達数の1割くらいは
ターゲットリーチ数に含まれない可能性がある。
公式LINEのターゲットリーチ数の反映はタイムラグがある
注意点ですが、ターゲットリーチ数は
反映されるまでにタイムラグがあります。
例えば、新規アカウントを作成して
Facebook広告などの広告を活用し
今日友達数が100人増えたとしても
その100人が反映されるのは後日。
友だちの属性情報は反映されるまで最大3日ほどかかるため、[属性で絞り込み]を利用した配信は3日前の属性情報に基づいて行われます。
公式LINEの絞り込み配信は
ターゲットリーチ数が反映されないと
効果的に利用する事ができないので
この部分をぜひ意識していきましょう。
最後に


公式LINEの絞り込み配信機能とは何か、Lステップのセグメント配信機能との違いも解説しました!
年齢や地域などの属性ごとにターゲットを絞り
プッシュメッセージを送れる絞り込み配信機能は
LINEマーケティングで重要になる機能の1つです。
1つのメリットだけではなく
複数のメリットを生み出します。
例えば、月額料金の節約です。
全体に一斉配信するのではなく
限定的にLINEを配信することで
LINE公式アカウントの料金の面でも
様々なメリットを享受することができます。
また、ターゲット層を絞ることで
そのターゲット層に響く言葉や欲求を
狙い撃ちできるため訴求がしやすくなる。
公式LINEの集客に限りませんが
ターゲティングとセグメンテーションは
これからのAI時代で特に効果が高まる
必要不可欠なマーケティングノウハウです。
ここをしっかりと対策することで
あなたのLINE公式アカウントは
たくさんの人の心を動かす武器となる。
逆に、セグメント配信を活用できないのならば
翼を持たないただの金食い道具となるでしょう。