LINE公式アカウントは商用利用が可能です。
ただし、ビジネスの種類や方法によっては
商用利用できない業種や禁止行為があります。
LINE公式アカウントはルール上
アフィリエイトが原則禁止です。
そのため
LINE公式アカウントでアフィリエイトをしたらBANされた。。
公式LINEからアフィリエイトリンクを送ったら利用停止になった(泣)
という公式LINE運営者が続出しています。
またそれだけでなく
私はアフィリエイトしてないのに、いきなりLINE公式アカウントが利用停止になりました。。泣
アフィリとかしてないのになぜか公式LINEがアカBAN(凍結)されてしまった。。
といった方も、最近は増えている印象があります。
■アフィリエイトとは?
簡単にわかりやすく説明すると、
他の人(第三者)の商品やサービスを
紹介してお金(広告収入)を得ることです。
誠実な人の公式LINEが削除されたり
価値のない古い情報商材を買ってしまい
大金を無駄に失う被害者が出ないように
ここで巨大な釘を打ちこもうと思います。
LINE公式アカウントでアフィリエイトすると本当に危険なのか?
大切なことなので繰り返しますが
基本的にLINE公式アカウント内で
アフィリエイトすることはできません。
LINE公式アカウント内でアフィリエイトリンクを貼り、いきなりBAN(利用停止)される例もけっこう増えています。要注意です。
ただし、やり方次第では
LINE公式アカウントを活用して
アフィリエイトで稼ぐことができます。
間接的にアフィリエイトリンクを貼れば問題なく公式LINEでアフィリエイトできる?
直接的にアフィリエイトリンクを貼らないで、間接的にアフィリエイトリンクを貼れば問題なく公式LINEでアフィリエイトできる??
直接アフィリエイトリンクを貼るよりはBANされにくいですが、それでも普通にアカウントBANされるのでリスクが大きいです。
たとえば情報商材系のプラットフォームのアフィリエイトリンクを公式LINEから送信するときは、間接的にアフィリエイトリンクを貼ってもBANされる事例が多発しています。
公式LINEをアフィリエイトする形ならOK
色々なやり方がありますが1番安全でおすすめの方法は、他の人のLINE公式アカウントをアフィリエイトすること。
つまり、LINEのオプトインアフィリエイトなら問題なくLINE公式アカウントのアフィリエイトができます。
- 禁止:LINE公式アカウントからメッセージを送りアフィリエイト
- OK:SNSやブログ等でLINE公式アカウントを紹介してアフィリエイト
LINE公式アカウントでアフィリエイトすることが禁止である根拠とは?
アフィリエイトが禁止である根拠は
LINE公式アカウントの利用規約や
公式のガイドラインの中にあります。
↓
特定の商材やサービスを取り上げた訴求は、以下の場合のみ認められます。
- お客様が自社製品・自社サービス等の商材を訴求する場合
- 当社別途広告メニューとして提供する「コラボアカウント」の場合
関係のない第三者の情報を発信することもユーザー利権保護の観点から基本的に禁止いたします。
引用: LINE公式アカウントガイドライン
■禁止行為
引用: LINE公式アカウント利用規約
当社の事前の承諾なくLINE公式アカウントを第三者のための広告媒体として使用する行為(第三者の商品、サービスについてLINE公式アカウントを利用して宣伝することを含みますが、これに限りません。)
第三者のための広告媒体として使用する行為には
アフィリエイトをする行為が完全に含まれています。
「アフィリエイトは禁止です」
という記載があるわけではないので
知らなかった(泣)という方が多いのです。
アカウントが削除されてしまうと
以下のような画面が表示されます。
しかもアカウントは1度削除されると
もう2度と復活することはありません。
一度削除したアカウントは復旧できません。
引用:LINEカスタマーサポートからのメール
LINE公式アカウントでアフィリエイトしてない人もアカBAN(利用停止・凍結)される!?
公式LINEでBAN(利用停止)される人は
アフィリエイトをした人だけではありません。
公式LINEの商用利用時のルールを
なんとな~く把握しているだけの人は
今後アカウント停止のリスクが増えます。
あなたは、大丈夫ですか?
利用制限や利用停止について
LINE公式アカウントの利用規約で
利用制限や利用停止については
第17条と第19条に記載されています。
- 第17条(アカウントの利用制限)
- 第19条(利用停止・解除)
第17条(アカウントの利用制限)
第17条(アカウントの利用制限)
当社は、お客様が以下の事項に該当すると判断した場合、LINE公式アカウントの利用を認めない、または利用を停止する等の制限を行う場合があります。なお、以下の事項は例示であり、当社に具体的な判断基準やアカウントの利用制限についてお問い合わせを頂いても回答義務を負わないものとします。
- 犯罪に使用されるおそれが高い商品の販売、またはサービスの提供を行っている法人・団体・個人
- 不法行為または犯罪行為を構成しまたは助長するおそれのある法人・団体・個人
- 他人の個人情報、登録情報、利用履歴情報などの違法または不正な売買・仲介・斡旋等を行っている法人・団体・個人
- 法令または公序良俗に反する行為を行っているもしくは行うおそれの高い法人・団体・個人
- 18条に定める禁止行為を行っていると当社が判断する法人・団体・個人
- その他当社がLINE公式アカウントのアカウント利用に不適当であると判断する法人・団体・個人(LINEユーザーに不利益を被らせる可能性のある法人・団体・個人、当社の信用もしくは評判に悪影響を与える可能性のある法人・団体・個人、当社をクレームや紛争等に巻き込む可能性のある法人・団体・個人などが含まれますが、これらに限りません。)
第19条(利用停止・解除)
第19条(利用停止・解除)
当社は、お客様が以下のいずれかに該当し、または該当するおそれがあると当社が判断した場合、お客様によるLINE公式アカウントの利用を予告なく一時停止しまたは何らの催告を要することなくお客様との間の本規約に基づく契約関係(以下「本契約」といいます。)を解除して、LINE公式アカウントの提供を中止することができます。
- LINE公式アカウントの利用開始後に当社が第2条第5項に定める申し込み拒否事由があることを知った場合(認証済アカウントか否かを問いません。)
- 第18条の禁止行為に抵触する等、本規約に違反した場合
- 不正の目的をもってLINE公式アカウントを利用した場合
- 破産もしくは民事再生の手続きの申し立てを受けるまたはお客様自身がそれらの申し立てを行うなど
当社がお客様に信用不安が発生したと判断した場合- 当社の責に帰すべき理由によらず、お客様と連絡が取れない場合
- 本アカウントへ1年以上アクセスしていない場合
- その他、当社が不適切と判断する行為をお客様が行った場合
いろいろ項目がありすぎて
読むのが嫌になりますよね。笑
ここはささっと読むくらいでOKです。
(ガイドラインの方がじつは大切です)
利用規約の中で特に重要な箇所は
「第18条に定める禁止行為」。
※利用規約の第18条の6の内容が
アフィリエイトと関係しています。
第18条に定める禁止行為とは何か?
LINE公式アカウント 利用規約「第18条(禁止行為)」
お客様は、LINE公式アカウントの利用に際して、以下に記載することを行なってはなりません。
- 法令、裁判所の判決、決定もしくは命令、または法令上拘束力のある行政措置に違反する行為
- 違法または違法行為を助長するような行為
- 当社または第三者の著作権、商標権、特許権等の知的財産権、名誉権、プライバシー権、その他法令上または契約上の権利を侵害する行為
- 公序良俗に反するおそれのある行為
- 反社会的勢力に対する利益供与その他の協力行為
- 当社の事前の承諾なくLINE公式アカウントを第三者のための広告媒体として使用する行為(第三者の商品、サービスについてLINE公式アカウントを利用して宣伝することを含みますが、これに限りません。)
- LINE公式アカウントを利用してみなし属性を利用した広告、メッセージ等(以下、「広告等」といいます。)を配信する場合、広告等に接触した利用者の属性を識別する行為(広告等の配信時に属性毎に個別の遷移先を指定することおよび遷移先を指定するURL中に遷移経路を追跡可能にする特定の情報の付加等をすることが含まれますが、これに限りません。)
- 本アカウントを第三者に譲渡または貸与する行為、第三者と共用する行為
- 当社または第三者になりすます行為、意図的に虚偽の情報を流布させる行為またはお申し込みされた業種の運営・維持とはなんら関係のない内容を表示もしくは配信する行為
- 第三者の個人情報、登録情報、利用履歴情報などを、不正に収集、開示または提供する行為
- 過度に暴力的な表現、露骨な性的表現、人種、国籍、信条、性別、社会的身分、門地等による差別につながる表現、自殺、自傷行為、薬物乱用を誘引または助長する表現、その他反社会的な内容を含み他人に不快感を与える表現を、投稿または送信する行為
- 性行為やわいせつな行為を目的とする行為、面識のない異性との出会いや交際を目的とする行為、他のお客様に対する嫌がらせや誹謗中傷を目的とする行為、その他LINE公式アカウントが予定している利用目的と異なる目的でLINE公式アカウントを利用する行為
- 利用者または第三者が、不快または迷惑と思う内容の配信
- LINE公式アカウントのサーバやネットワークシステムに支障を与える行為
- 当社によるLINE公式アカウントの運営または他のお客様によるLINE公式アカウントの利用を妨害し、これらに支障を与える行為
- LINE公式アカウントの不具合を意図的に利用する行為
- 当社に対し不当な問い合わせまたは要求をする行為
- LINEヤフー共通利用規約に抵触する表現・内容の配信
- 当社のロゴ利用ガイドラインの規定に抵触する表現・内容の配信
- 上記第1項から19項のいずれかに該当する行為を援助または助長する行為
- その他、当社が不適当と判断した行為
利用規約よりもガイドラインが優先される件
LINE公式アカウントのBANを回避するために
公式の利用規約を把握することは大前提です。
しかし、それだけでは危険。
なぜなら公式LINEの利用規約よりも
ガイドラインの方が重要だからです。
↓
本ガイドラインは、LINE公式アカウント利用規約(以下「利用規約」といいます)とあわせ、当社の基準に基づき日本が所属国として割り当てられたアカウントにのみ適用されます。
本ガイドラインに定めがない場合、原則として利用規約の定めが適用されるものとし、本ガイドラインの定めが利用規約の定めと矛盾もしくは抵触する場合、その限りにおいては、本ガイドラインが優先して適用されるものとします。
配信コンテンツに関する禁止事項
LINE公式アカウントのガイドライン上の
「配信コンテンツに関する禁止事項」の内容は
利用規約の第18条(禁止行為)とほぼ同じです。
配信コンテンツに関する禁止事項
- 法令、裁判所の判決、決定若しくは命令、または法令上拘束力のある行政措置に違反する行為
- 違法または違法行為を助長するような行為
- 当社または第三者の著作権、商標権、特許権等の知的財産権、名誉権、プライバシー権、その他法令上または契約上の権利を侵害する行為
- 公序良俗に反するおそれのある行為
- 反社会的勢力に対する利益供与その他の協力行為
- 本サービスをお客様以外の第三者のための広告媒体として使用する行為
- 当社または第三者になりすます行為、意図的に虚偽の情報を流布させる行為またはお申込された業種の運営・維持とはなんら関係のない内容を表示若しくは配信する行為
- 第三者の個人情報、登録情報、利用履歴情報などを、不正に収集、開示または提供する行為
- 過度に暴力的な表現、露骨な性的表現、人種、国籍、信条、性別、社会的身分、門地等による差別につながる表現、自殺、自傷行為、薬物乱用を誘引または助長する表現、その他反社会的な内容を含み他人に不快感を与える表現を、投稿または送信する行為
- 性行為やわいせつな行為を目的とする行為、面識のない第三者との出会いや交際を目的とする行為、他のお客様に対する嫌がらせや誹謗中傷を目的とする行為、その他本サービスが予定している利用目的と異なる目的で本サービスを利用する行為
- 利用者または第三者が、不快または迷惑と思う内容の配信
- 本サービスのサーバやネットワークシステムに支障を与える行為
- 当社による本サービスの運営または他のお客様による本サービスの利用を妨害し、これらに支障を与える行為
- 本サービスの不具合を意図的に利用する行為
- 当社に対し不当な問い合わせまたは要求をする行為
- LINEヤフー共通利用規約に抵触する表現・内容の配信
- LINEロゴ利用ガイドラインの規定に抵触する表現・内容の配信
- 上記のいずれかに該当する行為を援助または助長する行為
- その他、当社が不適当と認める行為
なので、LINE公式アカウントの利用規約上の
第18条の内容を抑えておけば問題ありません。
ご利用いただけないお客様
LINE公式アカウントのガイドライン上の
「ご利用いただけないお客様」の内容は
利用規約の第17条(アカウントの利用制限)と同じです。
2)ご利用いただけないお客様
お客様が以下の各号の一に該当すると当社が判断した場合は、アカウントの種別にかかわらず、本サービスをご利用いただけません。あらかじめご了承ください。
- 犯罪に使用されるおそれのある商品またはサービスの提供を行っている法人・団体・個人
- 不法行為または犯罪行為を構成しまたは助長するおそれのある法人・団体・個人
- 他人の個人情報、登録情報、利用履歴情報などの違法または不正な売買・仲介・斡旋等を行っている法人・団体・個人
- 法令または公序良俗に反する行為を行っている若しくは行うおそれのある法人・団体・個人
- 利用規約第18条に定める禁止行為を行っていると当社が判断する法人・団体・個人
- その他当社が本サービスの利用が不適当であると判断する法人・団体・個人(LINEユーザーに不利益を被らせる可能性のある法人・団体・個人、当社の信用若しくは評判に悪影響を与える可能性のある法人・団体・個人、当社をクレームや紛争等に巻き込む可能性のある法人・団体・個人などが含まれますが、これらに限られません)
ガイドライン内の注意事項の中にも
利用規約第18条の内容が登場してきます。
利用規約よりもガイドライン優先ですが
第18条の内容はしっかり抑えておきましょう。
BAN(凍結や利用停止)されるLINE公式アカウントとは?【要注意】
LINE公式アカウントのガイドライン上の
「ご利用いただけない業種・業態、商品・サービス」は
LINE公式アカウントの利用規約には記載がありません。
なので特に注意が必要です。
LINE公式アカウントの運営において
利用規約よりもガイドラインが優先なので
「知らなかった(泣)」では済まされません。
LINE公式アカウントは商用利用が可能。
ただし、ビジネスの種類や方法によっては
商用利用できない業種や禁止行為がある。
- 医療関係のLINE公式アカウント
- 出会い系のLINE公式アカウント
- アダルト関係のLINE公式アカウント
- MLM(ネットワークビジネス)などのLINE公式アカウント
- ギャンブル関係のLINE公式アカウント
- ネットビジネス関係のLINE公式アカウント
医療関係のLINE公式アカウント
医薬品や医療に関するサービスなど
【例】
- 日本国内で未承認の医薬品等
- 医薬品等の個人輸入代行
【公式LINEのガイドライン豆知識情報】
LINE公式アカウントのガイドライン上で
以前は【掲載できないケース】に記載されていた
「オンライン診療・服薬指導」が2021年9月7日に削除、
「治験に係わる被験者の募集」が2023年1月10日に削除。
LINEコール上では現在もオンライン診療は禁止されている。
出会い系のLINE公式アカウント
出会いの機会や場所を提供するサービスなど
【例】
- 出会い喫茶
- 出会いバー
- テレクラ
- ライブチャット
- インターネット異性紹介事業
(一部当社が認めたものを除く)
(出会い系サイト・アプリを含む)の文言が(一部当社が認めたものを除く)に変更
- インターネット異性紹介事業
(出会い系サイト・アプリを含む)
↓
- インターネット異性紹介事業
(一部当社が認めたものを除く)
2022年6月29日までは「街コンイベント会社、相席居酒屋・相席ラウンジ、出会い喫茶、出会いバー、出会いパーティー、テレクラ、ライブチャット、インターネット異性紹介事業(出会い系サイト・アプリを含む)」と記載
↓
2022年6月30日からは「出会い喫茶、出会いバー、テレクラ、ライブチャット、インターネット異性紹介事業(出会い系サイト・アプリを含む)」という記載に変更
ガイドラインの変更内容から推測するに、事業の種類で判断するよりも、その事業内容がLINE公式アカウントの利用規約に違反していないことの方が重要といえます。
アダルト関係のLINE公式アカウント
アダルト関連商品やサービスなど
【例】
- ソープランド
- ファッションヘルス
- デリバリーヘルス
- セクキャバ
- ハプニングバー
- SMクラブ・バー
- 出張ホスト
- 回春エステ
- ストリップ劇場
- ピンク映画館
- 膝枕耳かき店
- アダルトDVDショップ
- アダルト書店
- アダルトグッズ取扱店
- メンズエステ
- 女性専用マッサージ
- JKビジネス
- 添い寝・洗体
MLM(ネットワークビジネス)などのLINE公式アカウント
MLM(ネットワークビジネス)やマルチ商法、モニター商法など
【例】
- 連鎖販売取引やこれらに似た方法で営業を行うもの
- ねずみ講ビジネスへの勧誘や紹介
- 人間の弱みにつけ込んで商品等を販売するもの
- 合法ではない営業方法で商品等を販売するもの
- 科学的根拠が弱い商品等を販売するもの
ギャンブル関係のLINE公式アカウント
カジノなどのギャンブル
(オンライン上でのギャンブルも対象)
【例】
- 換金可能な一般的なカジノ
- オンラインカジノサービス
- 合法ではないギャンブル全般
ネットビジネス関係のLINE公式アカウント
■公式LINEの利用禁止:怪しい情報商材全般
【商品・サービス】情報商材
- 【掲載できないケース】「儲かる/儲ける」等の内容を謳って集客し、メールマガジン登録、動画・DVD販売やセミナー開催等へ誘導するもの
【商品・サービス】能力開発商材
- 【掲載できないケース】 「◯◯するだけ」等、消費者が簡単に始められるような内容を謳って、メールマガジン登録、動画・DVD販売、 セミナー開催等へ誘導するもの
【商品・サービス】リアルマネートレーディング(RMT)
- 【掲載できないケース】アプリやオンラインゲームなどのアカウント、キャラクター、仮想通貨等を現実の通貨に換金できるサイト・サービス
自分の商品やサービスを
インターネット上で販売することが
すべてNGというわけではありません。
LINEヤフー社が恐れていることは
LINE公式アカウントを悪用されて
LINEユーザーが被害者になることです。
EC(ネットショップなど)の運営においても
LINE公式アカウントはもちろん利用可能です。
LINE公式アカウントのアカBAN(利用停止・凍結)の注意点
あまり知られていない注意点ですが
認証済みアカウントに申し込む時などに
アカウントの停止をされる場合が多いそうです。
認証済みアカウントではない場合は
アカウントBANされるリスクは少なくなりますが
技術の進化とともに抜け道もふさがれるでしょう。
※情報商材などのコンテンツ販売系のLINE公式アカウントは、未承認アカウントでも大量にBANされている印象です。
「LINE公式アカウントでアフィリエイトしたい」
こういった人は今後増えると思いますが
アフィリエイトする方法はいくらでもあるので
あえてLINE公式アカウントを選ぶ必要はありません。
単発のアフィリエイトで稼げたとしても
継続的に稼げない人はいずれ苦しみます。
最後に1番重要なことをお伝えします。
今回、禁止事項などを紹介しましたが
その範囲はとても曖昧ということです。
最終的にはLINEさんの判断になります。
そしてLINE公式アカウントが削除された場合は
その経緯や判断基準の詳細については公開されません。
アカウントを削除した経緯や判断基準の詳細については、公開しておりません。
引用:LINEカスタマーサポートからのメール
2018年から、BANされる人が続出しているように
時代の変化とともに注意点は増えたりするのです。
(ガイドラインは頻繁に更新されています)
LINE公式アカウントのガイドラインの変更点
2022年は3月3日と6月30日に、公式LINEのガイドラインが更新されました。
2022年以降は特に、ネットビジネス関係の人を中心に、アフィリエイトしてないのにBANされる人も増えている印象があります。
2023年のLINE公式アカウントのガイドライン変更箇所
2023年は、1月10日、3月9日、4月5日、4月10日、6月7日、10月1日に公式LINEのガイドラインが更新されました。
2023年1月10日の変更点については、公式LINEのガイドラインに追加の記載はなく、医薬品や医療に関するサービスなどに関する禁止事項に記載されていた「治験に係わる被験者の募集」の箇所が削除されただけでした。
2023年3月9日には公式LINEのガイドラインに以下の文章が追加記載されました。
また、商品やサービスの訴求を行う場合には、特定商取引法に関する法律の定める規制等が適用される場合があります。
特定商取引に関する法律に係る具体的な規制の内容はこちらをご確認ください。引用:LINE公式アカウントガイドライン(2023年3月9日更新)
※「こちら」のリンク先は国が運営する特定商取引法ガイドの公式サイトです。
公式LINEのBAN(利用停止)のリスクだけでなく、法律違反による賠償金リスクなども注意する必要があるということですね。
2023年4月5日と4月10日にもガイドラインの更新がありましたが、内容の変更は1つもなく、ただガイドラインの文章が1部改行されただけなので特に気にしなくてOKです。
2023年6月7日には、以下の内容がガイドラインの「配信コンテンツに関する禁止事項」に追加されました。
LINE公式アカウントを利用してみなし属性を利用した広告、メッセージ等(以下、「広告等」といいます。)
を配信する場合、広告等に接触した利用者の属性を識別する行為(広告等の配信時に属性毎に
個別の遷移先を指定することおよび遷移先を指定するURL中に遷移経路を追跡可能にする
特定の情報の付加等をすることが含まれますが、これに限りません。)
引用:LINE公式アカウントガイドライン(2023年6月7日更新)
👆じつはこの文章は、公式LINEの利用規約にはずっと前から記載されていましたが、今回ガイドラインにも同じ文章が追加されました。
今後はこの部分が厳しくなっていく可能性があります。
(2023年6月16日に「外部送信規律」が登場)
2023年10月1日にもLINE公式アカウントのガイドラインが更新されましたが、「LINE株式会社」の箇所が「LINEヤフー株式会社」に変更となり、それ以外にはLINELIVEについての記載が削除されただけで、内容についての変更は特にありませんでした。
※2023年10月1日はステマ規制が開始される日でもあるので、たとえ公式LINEのガイドラインが変更されていなくても、ビジネスにおける注意点が色々と増えています。
関連:SNSアフィリエイトは稼げない?怪しい?【知らないと危険なデメリットも解説】
2024年のLINE公式アカウントのガイドライン変更箇所
2024年はガイドラインの変更が1度もありませんでしたが、6月18日に初めて変更がありました。
変更点は少なく重要度は低いです。
「3)ご利用いただけない業種・業態、商品・サービス」の中の文言が追加、変更されました。
- 「連鎖販売取引」の箇所が「無限連鎖販売取引・連鎖販売取引」に変更
- (出会い系サイト・アプリを含む)の文言が(一部当社が認めたものを除く)に変更
公式LINEを運用する上でガイドラインはとても重要なルールなので、また変更点があれば更新していきます。
最後に
LINE公式アカウントでアフィリエイトすることは、ガイドラインや利用規約で禁止されています。
※LINE公式アカウントをアフィリエイトすることは可能
「利用規約よりもガイドラインが優先される」
この事実を知らなかった公式LINEの運営者は
まずはガイドラインをしっかり確認してみましょう。
「範囲が曖昧」であることが分かるかと思います。笑