LINE広告を使ってみたいんだけど…審査って厳しいのかな?
なかなか、LINE広告は審査が通らないって聞きますよね。実際はどうなんでしょう?
結論からいうと、LINE広告の審査は基本的に厳しいけど、2023年から審査対象が広がって昔よりは審査のハードルが低くなったよ!
LINEの利用率は日本国内で約9割と言われており、各SNSの中でも圧倒的な利用者数を誇っています。
そのため、LINE広告は非常にマーケティング効果が高く、成功事例も多いです。
しかし、LINE広告は誰でも利用できるわけではありません。
LINE広告を利用するためには、LINE社が設ける審査に通らなければならないのです。
LINE広告の審査に通らない業種やサービスがあるって聞いたんだけど、本当?
うん、本当だよ!これを知らないと無駄に審査を受けることになって、最悪アカウントがBANされることもあるから注意が必要だね
今回は、LINE広告の審査は厳しいのか、また、LINE広告の審査に通らない業種やサービス一覧(最新版)も紹介するね
LINE広告の審査は厳しい?
結論から言うと、LINE広告の審査は厳しいです。
そのため、LINE広告の審査基準を知らない状態で申し込むとなかなか審査が通らず、いつまでも広告を配信できなくなってしまいます。
なので、LINE広告の審査を受ける前に、審査基準や審査に通らない業種やサービスを知っておくことが大切です。
やっぱり、LINE広告の審査って厳しいんだ…!
審査にそもそも通らない業種は、LINE広告に申し込んでも意味ないんですね(汗)
LINE広告の審査に通らない業種やサービス一覧
LINE広告の審査に通らない業種やサービス一覧は、LINE広告のガイドラインに記載があります。
まずは、以下の業種やサービスに当てはまっていないか確認して見ましょう。
出稿できない業種・サービス
当社ポリシーにより、全部もしくは一部に関わらず、下記に該当すると当社が判断した場合、広告アカウントの開設を認めない、またはアカウントの運用を停止し、本サービスにかかる契約を解除する等の措置をとらせていただくことがあります。
なお、以下はあくまで一例であり、記載のないケースにおいても、本サービスの利用をお断りすることがあります。あらかじめご了承ください。宗教関連
ギャンブル関連、パチンコ等(公営競技・公営くじは除く)
アダルト関連
出会い系、マッチングサイト等(一部当社が認めた場合を除く)
連鎖販売取引
探偵業
たばこ、電子タバコ
武器全般、毒物劇物
政党
公益法人、NPO/NGO、社団法人(一部当社が認めた場合を除く)
生体販売
整骨院、接骨院、鍼灸院等
未承認医薬品⋅医療機器等
消費者金融などの貸金業、質屋(一部当社が認めた場合を除く)
ネット関連ビジネス(情報商材、自己啓発セミナー等)
募金、寄付、クラウドファンディング等の資金調達(一部当社が認めた場合を除く)
その他弊社が不適合と判断した業種⋅業態、商品⋅サービス引用:LINE広告審査ガイドライン
【2023年1月追記】
LINE広告の審査が緩和され、出稿できる業種やサービスが増えました!
↓最新情報
LINE広告を出稿できない業種・サービス
- 特定の宗教、および宗教団体
- ギャンブル関連、パチンコ等(公営競技・宝くじ、スポーツ振興くじは除く)
- アダルト関連
- 出会い系、マッチングサイト等(一部当社が認めた場合を除く)
- 連鎖販売取引
- たばこ、電子タバコ (一部当社が認めた場合を除く)
- 武器全般、毒物・劇物
- 未承認医薬品⋅医療機器等
- 情報商材
- チケット不正転売
その他当社が不適合と判断した業種⋅業態、商品⋅サービス
なお、上記はあくまで一例であり、記載のないケースにおいても、本サービスの利用をお断りすることがあります。あらかじめご了承ください。引用:出稿できない業種・サービス(LINE広告審査ガイドライン)
LINE広告の審査は基本的に厳しいままですが
2023年から審査の対象が広くなっているため
昔よりは審査通過のハードルが下がっています。
※審査の合否結果のスピードも早くなりました。
情報商材とかのネット販売は、基本的にLINE広告は利用できないんだね
LINE広告に出稿できない業種やサービスは、そもそもLINE公式アカウントの規約自体に違反しているものも多いから、審査をきっかけにアカウントが停止されたり削除されることもあるよ
LINE公式アカウントがBANされる原因の1つは、こういった「LINE社の審査」であることも忘れないようにね!
関連:line公式アカウントが認証されないのはなぜ?【審査基準を解説します】
LINE広告アカウントの審査基準
LINE広告アカウントの審査は以下の2つに分かれており、どちらも合格しなければ広告を出稿する事はできません。
それぞれの審査基準について解説します。
- アカウント開設審査
- クリエィティブ審査
アカウント開設審査
LINE広告のアカウント開設審査では、総合的視点からLINE広告アカウントの開設の可否を判断します。
- LINEユーザーの不利益につながる可能性がない
- 法令における規制の有無と規制内容に抵触するものでないか
- 利用規約に抵触するものでないか
- 当社が独自に定める審査基準を満たすか否か
- 当社の事業へ悪影響を及ぼす、あるいは当社の信用を損なうものでないか
引用:LINE広告ガイドライン
LINE広告のアカウント開設の審査結果は、昔はだいたい1~2週間くらいかかったんだけど、2023年から広告審査が短縮されて最短10分でLINE広告配信ができるようになったよ
おお!とりあえず上記の審査基準に抵触しないかどうか、まずは確認してみる
クリエィティブ審査
LINE広告のクリエィティブ審査では、広告のクリエイティブと遷移先の広告の内容を審査します。
なお、LINE広告には表現のルールや記号のルール、テキスト量のルールなどが設けられているため、これらを守っていなければ広告の記載は認められません。
まず、クリエイティブと広告の必須項目として、以下の2つが明記されています。
- 広告の主体者の明示
常に広告の主体を明示し、画像の場合は視認可能な大きさで表示してください。また、広告主が権利を保有しない素材を利用する場合は、必ず権利者名を明記し、当該権利者との関係性を明確にしてください。- 業界の自主基準、公正競争規約等の遵守
業界の自主基準や公正競争規約がある場合は、その基準、規約に従った表現、表記を行ってください。
続いて、表現上における制限や禁止事項における記載は以下になります。
- ユーザビリティーが低いと判断される表現・広告の禁止
画像が正常に表示されていないもの、誤操作を誘発する可能性があるものなど、ユーザーの意に反する、またはユーザビリティーが低いと判断された広告は掲載できません。- ユーザーが不快と感じる可能性がある表現の禁止人体のコンプレックス部分を露骨に表現したもの、過度な肌露出(※1)、性に関する表現が露骨なクリエイティブは禁止されています。また、暴力、反社会勢力を連想させる表現やグロテスクな表現などもユーザーが不快と感じる可能性があるため、掲載できません。
- 不当表示に該当する可能性がある表現
紹介する商品やサービスの内容が、事実よりも優れていると誤認させる「優良誤認表示」、実際よりも安いと誤認させる「有利誤認表示」が含まれる表現は掲載できません。また「世界初」「業界ナンバー1」などの最大級表現を使用する場合は、遷移先及びクリエイティブ内にデータの出典元・調査機関名および調査年が明記され、正確な引用であることが条件となります。- 投機心や射幸心を煽る可能性のある表現
通貨およびそれに類似するものを想起させる表現、金銭の授受を直接的かつ過度に想起させる表現は禁止されています。また、確実に大金が手に入る、絶対に稼げるなど、ユーザーを惑わせるような投機心、射幸心をあおる内容は掲載できません。- 第三者が権利を有するものを利用した表現
著名人の氏名、画像、またテレビ番組名や番組画像をはじめとする著作権、商標権、肖像権、パブリシティー権など、法令上または契約上の権利を有するものを無断で使用することはできません。
こんなにたくさんLINE広告のルールがあったなんて知らなかった!
これらをよく読まずにLINE広告の審査を受けてしまうと、確実に審査に落ちてしまうから注意!
LINE広告の審査に落ちないためにも、必ずルールを確認するようにしようね
LINE広告ならではの審査注意点
さらに、LINE広告には「LINE広告ならではの審査注意点」もあります。
普段何気なく使用している表記も、広告出稿時には注意しなければなりません。
LINE広告ならではの審査注意点は、以下の2つです。
- 「友だち」の表記間違い
- LINEのコンテンツと誤認または混合する可能性がある表現
「友だち」の表記間違い
LINE公式アカウントで企業とユーザーのつながりを示すときは「友だち」と表現する決まりがあります。
そのため、配信するクリエイティブや遷移先となるwebページでは、「友達」「ともだち」「お友だち」といった表現を使用する事を禁止しています。
LINE公式アカウントでは、企業や店舗のアカウントとユーザーとのつながりを「友だち」と表現します。LINE広告ではLINE公式アカウントの友だちを集めるための配信機能「友だち追加」がありますが、配信するクリエイティブや遷移先となるWebページに「友だち」との表記を記載する場合は注意が必要です。
これは知らず識らずのうちに使ってしまいそう…!
LINE広告の審査のときは要注意だね
LINEのコンテンツと誤認または混合する可能性がある表現
例えば、LINEが提供・保有しているロゴやキャラクター、サービスなどを用いた表現は、LINEのコンテンツと誤認または混合する可能性があるため禁止されています。
特に、LINEキャラクターはLINE社ならびに関連会社が権利を保有しているので注意しましょう。
また、LINEのサービスロゴやアイコンなどは、ガイドラインを遵守する事で使用可能となります。
LINEのキャラクターかわいいから使いたいけど…ここは我慢ですね!
最後に
LINE広告の審査は厳しいのか、また、LINE広告の審査に通らない業種やサービス一覧についても紹介しました。
LINE広告には数多くのルールが存在します。
審査を申し込む前に、まずはこれらのルールをしっかり守ることができているか確認しましょう。
ルールさえ守っていれば、LINE広告の審査も怖くないよ♪
LINE広告の審査を申し込む前に必ず確認して、1回で合格できる頑張る!
P.S
LINE広告の種類はたくさんありますが、その中でもLINE公式アカウントの友だち追加広告が1番おすすめです。
LINE公式アカウントの友だち追加広告を利用するためには認証済みアカウントが必要ですが、認証済みアカウントの審査はそこまで厳しくないので、簡単に、そして少ない費用でLINE広告を始めることが可能です💡
関連:line公式アカウントが認証されないのはなぜ?【審査基準を解説します】